経済とマネーリテラシーについて深く考える(6)

2019-05-27

【経済の本当の意味】

「経済」の意味は本来は「経国済民」です。
つまり「国を治め民を救う」という意味でした。

ところが現状の経済は
「国土を破壊し民を滅ぼす」という
逆の状況を生み出しています。

なぜ経済が本来の意味と正反対の
結果になってしまったのでしょうか?

現状の経済には「ここまで・これでいい」と
いう限度や満足というものがありません。

売上げも給料も貯金も生活レベルも、
何もかも右肩上がりでなければならない
と思い込んでいるのです。

新聞もテレビも経済に関しては、

増えれば「順調」
増えなければ「低迷」
減れば「失速」

と言うのです。

こんなことをいつも聞かされれば
「増えるのが当たり前」と考えるようになり、
経済(お金)が同じ量では満足できなくなるのです。

それは、増量しないと不安に感じるということです。
こういう病的心理を起こすものは麻薬です。

麻薬は同じ量では満足が得られず、
減らせば禁断症状が出ます。
なので増やし続けなければなりませんが、
増やし続けると最後には死に至ります。

経済(お金)もこの麻薬と同じで、
無限に拡大することは 不可能です。
そして、いつかパンクする時が来るのです。

経済は、

「成長をしなければならない」
「売上げを増やさなければならない」

と多くの人が信じ込んでいると思います。

しかし、売上げを増やすには、
どんどんモノを作り、どん どんモノを売り、
どんどんモノを捨ててもらわないといけません。

テレビCMを見れば分かると思いますが、
ゴマンとある企業が少し機能を変えた
新商品を作り、あの手この手で宣伝しています。

経済拡大には、
大量生産・大量消費・大量廃棄が不可欠です。
要するに経済拡大は、無駄を増やし、
ゴミを増やすことなのです。
そんな日本は殆ど資源を持っていません。

日本はこんなに小さな国なのに、

世界の木材の3%、世界の石油の6%、
世界の穀物の2%、
世界の漁獲の7%

を消費していて、その大半は輸入です。
その総重量は年間7億トンです。

輸出が1億トンですので、
日本人は一人当たり、
差し引き5トンを輸入していることになります。

それを消費して廃棄しているのです。
全てがパンクする前に、私たちは
何とかしなければならないのではないでしょうか?

さて、一昨日(5月25日)より、
『令和』初の国賓として米国より
トランプ大統領が来日しています。

日本を訪れているトランプ大統領は
昨日5月26日は、安倍総理とゴルフを楽しむほか、
両国の国技館で大相撲夏場所の千秋楽を観戦したり、
終日『お・も・て・な・し』三昧だったそうです。

両国国技館では大相撲夏場所千秋楽の表彰式では、
トランプ大統領自ら、優勝力士に特製の
「アメリカ大統領杯」が贈呈されました。

以前、八田さんが言われていた、
日本の国技『相撲』にも、
日本の裏(世界の裏)に
大きな意味があるということは
ご存知の方も多いと思います。

そして今日5月27日トランプ大統領は
「令和」初の国賓としてあの皇居を訪問し、
5月1日に即位した新天皇皇后両陛下と会見。

そして、ようやく安倍総理大臣との日米首脳会談に臨み、
日米の新たな『貿易交渉』について協議します。

今、日本で一番大事な『貿易交渉』TPP問題よりも、
もっと他に秘密の交渉があるように感じるのは私たち
スタッフだけでしょうか。