イラン問題が宗教戦争へと発展する?!

2019-06-18

昨日お伝えした、
イラン沖・ホルムズ海峡で
日本のタンカーが砲撃された問題について、

以前、八田さんがイランの問題について
言っていたことを振り返ってみたいと思います。

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(以下、八田さんの引用)

米国産業を活発化させるには、
戦争をしなければいけません。
なぜなら、米国の公共事業は戦争だからです。

そんな米国は世界最大最強の
戦争システムを作り上げています。
それがマッチポンプです。

マッチポンプとは、マッチで火をつける一方で
消化作業を行うことです。

要するに意図的に問題を起こしておきながら、
自分でもみ消し、不当な利益を得るという意味です。
これを、米国は世界に対して行っているのです。

しかも、自国の国民は消耗品としか考えていない国なのです。
米国は今、新たに大きな戦争を起こしたいと目論んでいます。

それが第三次世界大戦なのです。

この戦争を起こさなければ、
世界統一政府を樹立できません。

そこで米国は、自国が戦争に参加せず行う
合理的な方法を考えました。

米国は、「漁夫の利」を占めるつもりなのです。
これを今、着々と行っているわけなのです。

その作戦の一つとしてイラン問題があります。

イランを徹底的に追いつめれば、
窮鼠猫をかむことになります。

しかし、イランが米国に食いつこうとしても、
その時には米国はいません。
米国はその時には、既に中東から撤退しているので
無傷で済むわけです。

ところが、イランの周りの中東諸国は大変です。
米国と英国は、つるんでいて、両者はイランを徹底的に叩いています。

両国はイランを叩き、EUまでもを巻き込んだのです。
実は米国は、国内に油田やガス田などの
エネルギー資源を豊富に持っています。

なのでイランの原油が停止しても何も困らないのです。
また、英国も全く困りません。

なぜなら北極海には、北海油田という
膨大な油田があるからです。
あまり知られていないと思いますいが、
実は英国は石油の輸出国なのです。

だからイランを追いつめても、
米国と英国は何の問題もないのです。

ところが、追いつめられたイランは、
ホルムズ海峡を封鎖すると言っています。
そうなると、一番困るのはEUです。

だから仕方なく米国と英国に従ってEUはイラン制裁を始めたのです。
つまりEUは、米国と英国の戦略に巻き込まれた被害者だというわけです。

この構図が分かってないとイラン問題は解けません。

では、ホルムズ海峡が封鎖されるとどうなるのでしょうか?

実は、ホルムズ海峡の一番狭いところは幅が
数キロしかありません。

海底までの深さを考えれば、石油を積んだ
巨大なタンカーが通れる通路は、
たった300メートル幅しかないのです。

例えばイランが、その狭いところにタンカーを
意図的に沈めれば、他のタンカーは通れなくなります。
つまり、そこで石油はストップし、輸出できなくなるのです。

そうなればEUは、とても困るわけです。
だからEUは米国と英国に同調し、
イラン制裁をせざるを得なくなったのです。

この後、米国は火事場から間違いなく逃げます。
そして、イランをはじめとするイスラム諸国は
取り残されることになります。

イスラム諸国の民主化運動は、
米国が仕掛けたことは前にも紹介しましたが、
イスラム諸国で民主政治ができるわけがありません。
そうなるとイスラム原理主義が台頭することになります。

エジプトで、ムバラクが追い出された後、
政党政治で一番力があるのは、やはりイスラム原理主義です。

そして、イスラム原理主義の一番の元はイランです。
つまり、こうしたイスラム諸国同士で仲間ができることになります。

米国は、意図的にイスラム原理主義の仲間を作らせ、
団結させようとているのです。

そこへEUを巻き込み、米国は撤退します。
最後に残るのはイスラム原理主義の塊とEUの塊です。

両者は必ず衝突することになります。
なぜなら、イスラム原理主義はイスラム教でEUはキリスト教だからです。

もともと、十字軍の時代からEUとイスラムは
宗教戦争をやってきた犬猿の仲なのです。

十字軍とは、中世にヨーロッパのキリスト教諸国が、
聖地エルサレムをイスラム教諸国から
奪い返すために派遣した遠征軍のことです。

米国は、両者を衝突させれば確実に宗教戦争へと
発展することがわかっているから火をつけたのです。
米国は、イスラムとEUが邪魔で邪魔で仕方ないのです。

確かにロシアや中国に対しても邪魔だと思っていますが、
意外にも中東やEUほど邪魔だとは思っていないのです。

なぜなら後から片付ければ良いと思っているからです。

さてこうなると、この先、核戦争が起こることになります。
イランがEUに向け核兵器を使うからです。

イランが大量の核兵器を作っていることは前にも述べました。

米国は、「石油がある国に原発など要らないはずだ!」と
イランを責めていますが、それは建前に過ぎず、
実際は裏でイランに原発を作らせたのは米国なのです。
原発を作らせた理由はイランに核兵器を作らせるためです。

核兵器は原子力から作られるというのはご存知ですよね?

米国はイランに核兵器を作らせ、EUを攻撃することを願っているのです。
そうです、イスラム教 対 キリスト教の宗教大戦争を起こす発火点として、
イランを利用しようとしているのです。

しかし、宗教戦争が両者の間で起こるとなれば、
米国とつるんでいる英国もEU圏なので巻き込まれるのではないか?・・・
それが分かっていながら米国に肩入れをするだろうか?・・・
と思われるかもしれません。

そう考えるのが一般的だと思います。
ところがです! 争が起こっても英国は無事なのです。

なぜなら、中東がイスタンブールを火の海にして、
EUに入ってきても英国はEUの一番端です。

戦線が延びれば兵士の食糧などが続きません・・・
つまり、英国まで戦線が到達しないのです。

そして、戦線が英国に到達する前に米国が
正義の軍隊として乗り込んできて、
イランをはじめとする中東軍を滅ぼすことになるのです。

もうその時は、中東軍はかなり弱ってますから、
米国は最小限の軍事費で制圧ができきるのです。

では、リビアなどから地中海を超えて攻撃したらどうか?
思うでしょうが、地中海を超えて攻撃しても、
やはり英国は一番端なのです。

しかも、ドーバー海峡よりも先にあるので
英国は絶対に無事なのです。

だからといってイランのミサイルは英国には届きません。

↓こちらの地図を見ればわかります。

これを見ても、地政学的に英国は絶対に
助かる位置に存在しているのがおわかりだと思います。

だから堂々と米国と一緒になってイランを攻め立てているのです。

英国は両者の戦争を対岸の火事として見ているだけで、
全てが終わってから、米国と一緒になってEUを頂戴しようと
考えているのです。