経済とマネーリテラシーについて深く考える(11)

2019-06-03

【結局はお金が一番の問題】

進歩・発展とはいったい何か?
輝かしい科学・文明・技術…

これらは正に〈人間〉が非常に優れた存在であることを
証明するもので、〈人間〉はこれまで不可能だと思われ
ていた数々の障害を克服してきました。

しかし、上記の文章の〈人間〉の部分を、

「大日本帝国」
「ナチス・ドイツ」
「オウム真理教」

などと入れ替えてみてください。

かつての大きな誤り、かつての大きな不幸は、
これらの誤解によって生まれたのではないでしょうか?

すべての便利快適、すべての進歩発展が
駄目というわけではありません。

有限の地球…
そして有限の資源の中で、無限の物理的拡大は
不可能であることを忘れてはいけないということです。
すべては自然の許容範囲でとどまらなければならないということです。

現代社会にはモノが溢れ、科学や医療は発展し、
高い教育まで受けられるようになったにもかかわらず、
現実は鬱 (うつ)になる人、病気になる人、
自殺する人であふれています。

人間が抱える問題は、お金・健康・人間関係が殆どですが、
健康についても結局のところ、もとを正せば「お金」に
関することが原因です。

お金がなくて不安、仕事がない、借金など、
根本原因は、どれも『お金』です。

たとえ病気ではなくても、お金(経済)の不安は、
多くの人にとってストレスになっていますし、
病気だとしても、経済的余裕がなければ、
満足な治療を受けることができません。

人間関係もまた、多くがお金に関するもので、
夫婦間においても、お金の問題は切り離せません。

結局、すべての問題は「お金に集約」されるのです。
お金の問題は、人類全体の共通の問題となっています。

この問題を直視して解決していくのが、
これからの人類の課題だと思います。

「お金」の問題は、原発問題・環境問題・貧困問題・戦争など、
多くの問題と関係しています。

つまり、お金の問題を解決しようとする姿勢なしに人類の
幸福や平和はあり得ません。

このまま放置すれば、「支配と被支配」「勝ち組と負け組」
といった分離が時間とともに、ますます激しくなっていきます。

見せかけの経済政策では、根本的な問題は解決されません。

これを解決していくのは、政治家や官僚ではなく、
私たち人間一人一人なのです。

ちょっとした行動や、在り方(マインド)の見直しを
1人でも多くの人がすることで、
大きな社会変化を生み出すことができるのです。

全ての環境問題は、私たちの日常生活や
在り方(マインド)の結果なのです。

「自分さえ良ければ」
「身内さえ良ければ」

という考えから、

「世の中全体の幸福と平和へ」

考えをシフトしましょう。

世の中がこうした変な方向に向かっているのは、
因果関係の証で、根本的な因があるからです。

今のままでは、絶対に破局は避けられないでしょう。

だからこそ、私たちは価値観と在り方(マインド)、
ライフスタイルの転換が必要なのです。

価値観と在り方(マインド)は一朝一夕では
変わりませんが、行動なら変えて行きやすい
のではないでしょうか。