経済とマネーリテラシーについて深く考える(12)

2019-06-04

【金融庁が遂に宣言!】
「人生100年時代の資産寿命の伸ばし方」

5月23日の新聞一面に、
金融庁が驚くべき指針を発表しました。

人生100年の時代、生きていくために、
資産をどのように形成し、管理すればよいかについて
金融庁の考え方をまとめたものですが、

簡単に言えば、

『老後は自分で何とかしろ!』
『もうこの国は、あなたの老後の面倒は
みれないので、自力で頑張ってください』

ということです。

具体的な内容は、あなたの人生を、現役期、定年期、
高齢期の3つのステージに分けて、資産形成や管理
をするために何をすべきかを示しています。

現役期は、資産を積み立てたり、分散投資する。

自分が持っている資産について把握していない人が
多いので、資産を見える形にして、現状を把握する。

そして、100才まで生きるための、
積み立てと分散投資で、資産を形成
していく、ということを勧めています。

次に、定年期は、定年を延長して、働くことを推奨。

60歳定年は、65歳まで延長。
65歳定年であれば、70歳まで働いて
定年後も資産を構築していくことが
大事だということを述べています。

そして、高齢期になったら、
自分の資産や年金などの収入を計算して
人生100年時代に対応した資産管理をする
ことを提唱しています。

これらが、
「人生100年時代の資産寿命の伸ばし方」
のざっくりした内容です。

しかし、このスキームに当てはまるのは
『国家公務員』だけです。
まさに自分たちのために作成したような
指針だと言えるでしょう。

なので、今回金融庁が言いたかった本音は、
人生100年時代に対応した資産形成の
管理方法なんかではありません。

これからの時代は、

『公助』
ではなく、

『自助』
の時代です。

つまり、年金や生活保護など
『公助』に頼るのではなく、

「老後は自分で何とかしろ!」
「もう国には頼るな!」

ということを言いたい訳です。

今まで政府は、

「年金制度は大丈夫なので年金を払いましょう」

とか、

「日本には生活保護制度があります」

ということを言い続けてきました。

しかし、この報告書では、
これまでのそういったことを
全て帳消しにして、

「もうこの国は、あなたの老後の面倒は
みれないので、自力で頑張ってください」

ということを堂々と宣言したわけです。

少子化と、高齢化が加速する中、
とうとう国家も、さじを投げた、
お手上げしたということです。

また、百歩譲って、金融庁のいう指針、

『あなたの人生を、現役期、定年期、高齢期の
3つのステージに分けて、資産形成や管理をする』

これはハッキリ言って
まったく何の役にも立ちません。

なぜなら、現役の時に、貯蓄をするといっても、
平均所得が下がっている中で、満足のいくよう
な額を貯蓄する人がどれだけいるでしょうか。

日銀の金融広報中央委員会の
「家計の金融行動に関する世論調査」によれば、

貯金ゼロ世帯の割合が、30〜40代ともに33.7%
3世帯に1世帯が貯蓄なしという状況です。

また、分散投資といっても、まとまった原資がなければ
投資をしてもほとんど増えることはありません。

原資が10万円ぐらいでは投資効果はほとんど乏しいので、
人生100年を見据えた指針には到底叶いません。

また、定年を延長するというのもトンチンカンな話です。
むしろ、定年を延長するどころか、前倒し早く退職する
のが今のトレンドですし、その方が確実に生き残れます。

大手企業は、経営再建のために、高給取りである中間層を
排除して出来る限りフラットな組織づくりをしようとしています。

現に、NEC、富士通、カシオ、コカ・コーラといった大手が
45歳以上の社員に対して早期退職を勧奨しています。

先日も、経団連会長やトヨタ社長が、
終身雇用制度はもう持たないと
終身雇用制度の終焉を宣言しました。

定年は、延長されるどころか、早くなっていく一方です。
なので、金融庁の発表は、まったく絵に描いた餅、
机上の空論と言わざるを得ません。

そしてもう1つ、
先日も新紙幣のことについて
少し触れましたが、

そもそも、何故このタイミングで
2024年に新紙幣に変わるのでしょうか。

それはズバリ、
日本の国の赤字を帳消しにしたいからです。

私たちの祖父母以上のご年配の方なら
実際に経験したことがあると思いますが、
過去に、預金封鎖と新紙幣の同じことが
起こったことがあります。

それが再びまた起こると言われています。

要は、これまで過去に、新紙幣に変わったことで、
紙幣の価値が一気に下がります。

簡単に言えば、新紙幣をつくる理由は
私たちが今持っているお金を1/100にまで
なり得るということです。

そして、預金封鎖が起こります。

銀行にお金を預けているお金は、
国のものとして見なされ、
その間に預金税、財産税といった
ものを請求されるという訳です。

それならタンス預金にしておけば良いのかというと
そんな浅はかな考えも国はお見通しです。

2024年に新紙幣が発行されることで
今持っている旧紙幣と新紙幣を交換して
あげましょう。ということになりますが、

それは、紙幣の価値を下げて旧札から新札発行に
変えてしまうということなので、

仮に同じ1万円札であっても、確実に価値の下がった
1万円札に交換される、という訳です。

こうして、日本国民の預金はどんどん吸い上げられます。

そうです。預金が封鎖され、新紙幣に交換されたら、
今、どれだけお金をもっていても後の祭りなのです。

こうして日本政府はこれから、かなり手荒い、
まるでヤカラのような手口を仕掛けてくることが
懸念されますが、全ては、国家の赤字を消すためなのです。

とにかく、いつ預金封鎖が起こっても大丈夫なように
今からそれぞれに対策を練っておく必要があります。

八田さんが2年前に、教育の重要性を
ずっと訴え続け『ZIPANG』というコンテンツ
ライブラリーを提供していましたが、

それはまさに、今回、金融庁が宣言した内容、

『老後は自分で何とかしろ!』
『もうこの国は、あなたの老後の面倒は
みれないので、自力で頑張ってください』

という本音の部分を予期していたからだったのです。

言わば、

『誰からも奪われることのない資産』
=(イコール)
『自分自身につけたジョブスキル』

これをまず2年前から学び、スキルとして手に入れて
おくことが目的の教育コンテンツだったのです。

しかも語学など、
今後AIで対応できるものではなく、

動画製作やコピーライティングなど、
これからの時代に必要不可欠なスキルが
もっとも重要です。

私たちは、いよいよそのスキルを発揮し、
それが個人の副収入に繋がり、
その副収入でまとまった原資を作り、

それを投資に回したり、資産形成をして
老後を過ごすしかない、

年金や生活保護という『公助』ではなく、
『自助』の時代がやってくるということを
既に見越していた、という訳だったのです。

今回、この金融庁が宣言した記事を読んで、

改めて、八田さんの『先見の明』に、
驚愕を隠しきれませんでした。