2-9.ナチスドイツと日本の関係:ヤンセン親子の体験はノンフィクション!?

ヤンセンの物語は、話だけを聞いただけでは、異世界のことなのでフィクションと解釈されても仕方がありません。
しかし奇妙なことに、これと同じような話が別のところから記録として出てきたのです。

米国はロサンゼルスに住む、コットムという開業医師が古い患者の記録を整理していたところ、面白いものを見つけます。

患者はステンセンという、またもやノルウェー系の漁師で、たまたま自ら体験した事件をコットム医師に話し、それを綴った記録でした。

記録によると、その事件が起こったのは19世紀末のある夏のことです。

アザラシ狩りをしていた漁師のステンセンは、友人のバイゼと北極探検に出かけました。

伝説で語られる常夏の国まで入ってみようと、エンジン付の帆かけ船に食料を積み込んで出航したのです。

1ヵ月ほど経ったとき、北極点が近くなったのにも関わらず気温が高くなり、やがて温暖な気候になってきたといいます。

これに不思議に思っていると、目の前に大きな山が現れ、その山は少し変わっていて、海の水が流れ出しているように見えたそうです。
近づいてみると、周りはとてつもなく巨大で深い峡谷となっていて、海は大河のようになり、さらに進むと方向感覚がおかしくなり、地球の内部に入ったような気分になってきたといいます。

それを裏付けるように、天空にもう一つの太陽が現れたのです。

景色の全貌が明らかになったとき、陸地が地球の内側にへばりついていることがわかったのです。
陸地は巨大で、海は川のように長く延びていて、この川を進めば、やがて北極から南極に行けることがわかったそうです。

ここが幻の島「トゥーレ」か?…二人は船を岸につけ、上陸してみることにしました。
彼らが最初に驚いたのは、植物の大きさでした。
草も木も巨大だったのです。

大きいのは植物だけではありませんでした。
なんとそこには、巨人も住んでいたのです。

巨人は異世界に紛れ込んだ二人を見つけると町へと案内してくれたのです。
巨人の町は高度に文明化され、見たこともない機械がたくさんあったと言います。

現代でいう電動式の自動車に乗って、巨人は町から町へと移動しています。
案内された巨人の家で、二人は親切にもてなされました。

果物や野菜も巨大で、食卓に並べられたブドウは一粒が桃ぐらいの大きさがあったそうです。

こうしてステンセンとバイゼは、巨人の住む地球内部世界に約1年間とどまりました。
巨人は終始、親切で友好的だったといいます。

彼らは巨人たちに別れを告げると、かつて来たルートを辿り、再び地上の世界に戻ってきたといいます。

以上が話の概略ですが、ご覧のとおりストーリー展開が、先述したヤンセン親子の体験とほぼ同じです。

共通点

  • 主人公はノルウェーの漁師で、伝説の極北の国を目指す
  • やがて暖かい巨人の住む国に至り、彼らは歓待を受ける
  • 巨人の国は高度な文明が栄えていて平和的だった

 

また、もとの世界に戻ってきたとき、北極か南極かの違いはあっても、あまりにも酷似してますし、とても偶然とは思えません。

考え方によっては、二つの体験談はネタ元が同じ作り話にも見えますし、どちらかがネタ元で、もう一方がバリエーションという見方もできると思います。
実際に多くの人は、そう考えてるかも知れません。

しかし、北欧伝説やエスキモー伝説との共通点を考えると、一概にフィクションとも言えず、ヤンセンやステンセンの体験は事実かも知れないのです。

つまり、極点付近には目に見えない亜空間の入り口があり、そこから異世界に通じている可能性が十分にあり得るということです。

話を総合すると、その異世界は地球の内部…ちょうど地殻の裏、内面にへばりつくようにして大陸や海が広がっている。
現代の科学的常識からすれば、地球の内部に異世界が広がるなんてトンデモ論に過ぎません。

なぜなら地球の内部は、岩石やどろどろに溶けた金属が詰まっている以上、そこに空間が存在するわけがないからです。
ましてや、地殻の内面に大陸や海が張り付いているなどジョークにもならないと思う人が大半でしょう。

しかし、意外かもしれませんが、地球が空洞であるという仮説は科学史において、真剣に検討された時代があったのも事実です。
地球空洞説がトンデモ論になっている理由は、地球の内部の世界に何か重大な秘密が隠されているのかもしれないのです。

 

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