(12)名の無い人とS氏

これまでにお伝えしたことは、以前私が、ある業界の超大物で在日韓国人でもある「S氏(名前は伏せます)」から学んだ内容です。

これらの内容は1957年〜1969年にかけて、この日本で出されていた答えです。

その答えを出した方は、2010年6月に96才でお亡くなりになっています。

その方は多くの方々との出会いにより、この答えを出す役割を担うことになったみたいです。

実はその方には「名前」がありません。

この答えを名を持って伝えることはできないとして、個としての一切の自己中心性を断ち切り、約半世紀間この答えを伝えてこられたそうです。

名が無いから飛行機に乗ることも出来ないし、働くこともできない、という状況の中で亡くなりました。

その方が亡くなる前の約13年間、S氏は、その方との交流を重ねてこられました。

お亡くなりなった3ヶ月後、S氏はこの答えを世界に広めるべく活動をされています。

S氏はこれを天の働きと思いながら、今、時代がこの答えを必要としているとして、世界中の大学で拡散されています。

本当の意味でも、人の世の中になってほしいという期待をもって伝えていらっしゃいます。

 

その名の無い方が「答え」を出すことになった経緯を、名の無い方の傍にいた方が手作りで製本された書物が2部冊あります。

それがこちらです。

私も実際に手にとって見させて頂きましたが、日本の古い漢字が多用されていて、とても難解なものです。

 

さて、世界が1つになって平和な世の中にするためには何が必要か?お分かりになったでしょうか。

自己(自我)の卒業が必要であることは勿論のこと、「人」となる時が必ず訪れるという希望をもって今を生きることです。

これまでお話したことは100%正確であり間違いないというものではありません。

なぜならこの名の世界において、「名」が「名」を用いて話しているからです。

但し、名の世界の主権者を演じている各自我は、実体である本精(人精)と表裏一能(タイ)にあるのです。

なのでこれまでしてきた話は、やがて来るであろう「人の完成」に繋がるものとして、希望を持ち続けるための大事な要素でもあります。

今現在の世の中が自我の世の中であり、その自我がどのように生まれてから出来上がるのか?という仕組みに先ずは気付くことが最初に必要なのです。

それに気付いた後、その自我にはきちんと意味があり、存在している意味は、どういう責務があるのかに気付くことです。

気付く人は少しずつ増えていってます。(特に若い人には増えています)

 

S氏がここに至るまでですが、一番最初のスタートは高校生の頃だそうです。

人は何で生まれてきたんだろうか? 生きることは何だろうか? と自己が中心で掘り下げていったそうです。

ビジネスをやっていく中でも、常に何のために仕事をやっているんだろうか?

何のためのビジネスなんだろうか? 目標は本当はどこにあるんだろうか? その答えを求めながら多くの人との出会いの中で、やがて答えに近づいていったそうです。

そしてこの答えを20年掘り下げていって、これは人類の壮大なストーリーして受け入れられる、これ以外の答えは無いな、という状況にあったそうです。

これは次のステージに夢を持てます。

学問も永遠に続ける学びでは馬鹿みたいです。

最終的にどこを目指していくのか?ということが、普遍的、根本的なテーマ、全ての哲学も学問も宗教も、「答え」に近づいていくそうです。

そしてそこに80億の壮大なストーリーが絡み合っている… という感じで理解していくことで凄く夢が持てるし、現状の全てを否定しないで済むらしいです。

その他、政治の世界も米国と中国との関係も全部否定しないで済むそうです。

人との出会いの中で、一番最初は自己中心のものの考え方、自己がどうして存在するのか? 何か特別な意味があるのではないか? というところからスタートして、掘り下げてみたら個の自己の話では無くなったらしいです。

 

一度でこれだけ難しい話を飲み込むのは不可能です。

何度も何度もこれを読むことで、少しずつ理解できていくと思います。

S氏はこの情報を伝えるべく、世界中の大学回りをされているのですが、今、一番多く回られている国が中国だそうです。

中国で毎年1回コンベンションが開かれているそうですが、参加大学が200を超え、参加するプロフェッサー(教授)は600名ほどの規模だそうです。

2015年8月、コンベンションが中国の上海で行われたそうですが、これまで話してきたような内容の短縮版をプロフェッサーの前でしたそうです。

するとディナーの時に、「中国共産党の上海の公安の者です」と2人の者が来て、こう言ったそうです。

「あなた(S氏)の話を今日よく聞いていました。中国共産党の最終目標とあなたの目標は同じです」

S氏は正直ビックリしたそうです。(私もこの話を聞いて意外でした)

それ以降も中国の他の大学で話をする機会が何度もあり、中国共産党のこと、共産主義のことを大学の先生方とも話したそうです。

そして分かったことらしですが、共産主義の究極の目標は「人の開放」らしいのです。

制約のない自由な社会…お互い助け合いながら生活できる社会…そして国民を管理する政府が無くなることが最終目標らしいのです。

中国の最終目標がそうだとは本当に意外です。

しかし今はその途中段階で、どちらかというと社会主義に近く、計画経済で全てを国がコントロールしているそうです。

そういう状況にあるのですが、最終目標は「人の解放」らしいのです。

過去に何度か試みたそうですが、どれも失敗しているそうで、失敗の最大の理由は「自我を卒業できない」ことにあるそうです。

S氏は5年間、中国で100回くらい講演をしたのにも関わらず、一度も共産党からクレームがこなかったのは、そういうことだったんだ…と思ったそうです。

こうした裏の事情もあるので、一概に中国が悪いとか、米国が悪いとか、決めつけられないということです。

 

レッテルを張ることなく、主義、主張、宗教は違っていても、色んな人と色んなことを話し合ってみるということが大切です。

だから若い人は海外に行って、多くの外国人とコミュニケーションを取り、国や人種は違っても友達同士になれるということを証明していってほしいです。

片方では友達になり、片方では核弾頭による戦争の道… そうなる可能性もあります。

S氏は若い人たちには夢と希望を持ってもらい、民族・国籍を超えてお互いに仲良く暮らすという世の中になることを願い、自我の社会から人の社会になってほしいという想いで、この答えを伝えるために、世界を旅して周られています。

 

最後になりますが、「人間」の姿は、神の仮のお姿です。

一人ひとりの人間は1つに集約することができ、それが神であり、神の他には何もないのです。

なのに、私たちは神の他に何かがあると考えています。

実は、これが人間同士の争いや災いを生み出ししてるのです。

人間と神とは常に一体なのです。

これは「木」をイメージすれば分かりやすいと思います。

「木」には、幹があり、そこから多くの枝(主枝、副枝、側枝)に分かれています。

さらにその先には葉があり、実がなります。

この枝や葉、実が一人ひとりの人間の姿で、その源である幹の部分が神と思えば良いと思います。

生きているのは「魂」…つまり生命であって肉体ではありません。

魂(命)がなければ、私たちの肉体は生きることができません。

肉体は霊魂というエネルギーからは離れることができないのです。

もし、この肉体から命(魂)が抜けるとどうなるかと言うと、何もありません。

生きているのは肉体ではなく、生命だからです。

生命が宿っているから肉体が生きていられるのです。

この肉体から魂が抜けることを、私たちは「死」と呼んでいます。

但し、命(魂)は永遠に生きるものです。

肉体が死んだからと言って命(魂)が亡くなるわけではないということです。

コメントを残す