日本神話/(1)古事記:天地開闢① 天地の始まりと神様の誕生

まだこの世が混沌として何もなかった頃、数々の神々生まれ繁栄する。

しかし、神々は繁栄する中で、宇宙のバランスが崩れることに気づく。

そこには、恨み、憎しみ、嫉妬、対立…様々な争いがあった。

そこで神々は宇宙のバランスを整えるため、その中心に「愛」を置いた。

そして、繁栄と対局に平和を置かれたのである。

神々はこのバランスを整えるために、その国を治める君主に3つの言葉を仰せになった。

これは、世界で最も長く続く国。

その礎となったある言葉を探る物語である。

宇宙の中心に突如現れた一つの光…アメノミナカヌシ。

その中心から外へ向かうように、タカミムスビ、カミムスビが現れる。

中心に引き寄せる力と外に反発する力のバランスが整った頃、いくつかの神々が現れた。

だが、それはまだ肉体を持たない霊だけの存在だった。

そこで神々は、男女の肉体を持つ二人の神を創造した。

それが、イザナギとイザナミである。

神々は世界を創造する命運を二人に託す。

そこで神々は、この二人に特別なものを授ける。

それが「愛」である。

二人は愛することで新たな生命を産み出す力を授けられた。

数多くの神様を産むが、些細なことから誤解が生じ、二人は後戻りできなくなる。

そして、取り返しのつかない言葉を浴びせ、二人の愛は憎しみへと変わっていった。

その穢れを祓った時に生まれたのが最も尊い神様が、アマテラス、スサノオ、ツクヨミの三貴子である。

その後、八百万の神々はアマテラスを中心に一つにまとまる。

しかし、調和を乱した弟、スサノオは天界から地上へ追放される。

その後、地上で恐れられた大蛇、ヤマタノオロチを退治し、英雄となった。

スサノオの六代目の孫であるオオクニヌシが、スサノオの娘を妻に迎え、出雲の地で国造りを始める。

だが、国造りはオオクニヌシの兄達によって、立ち塞がれてしまう。

恨み、憎しみ、嫉妬、対立…暗黒の闇に包まれ、神々は争い、戦争へと発展してしまう。

愛を源に形作られたこの国のバランスは崩れかけていた。

それでも、オオクニヌシは様々な試練の中で成長し、兄達に勝利する。

国造りは成功した・・・かのように見えた。

戦うことを正当化したこの国では、民の心を癒やすことは出来なかった。

傾きかけたバランスは、さらに傾きを増していた。

その時、現れたのはアマテラスの使者であり、高天原で一番の武神、タケミカヅチ。

タケミカヅチは、オオクニヌシへ、アマテラスが仰せになったある言葉を伝える。

「汝ウシハク この国は シラス国ぞとアマテラスが仰せである」

オオクニヌシはこの言葉を聞くと、己の天命を知り、あっさり国を譲ってしまう。

オオクニヌシが国を譲ると、崩壊しかけたバランスは正常に戻り、世界に平和が訪れた。

アマテラスは、いよいよ最後の仕上げに入る。

孫であるニニギに、稲穂と三種の神器を持って地上へ降臨し、統治するよう命ずる。

この「天」照大神の「孫」であるニニギが地上に「降臨」したことを「天孫降臨」と言う。

同時に、この国を統治する君主の掟が告げられた。

その掟とは・・・三大神勅。

時が過ぎ、暮らしが豊になると、さらなる豊かさを求め留まることを知らなかった。

強奪、占領、支配、対立・・・隣国の脅威にさらされながら、その都度君主は置き換えられた。

世界はことごとく支配され、最後の砦、我が国日本に矛先は向けられた。

宇宙のバランスは完全に崩壊の一途を辿っていた。

ついに世界を巻き込んだ争いへと発展する。

完全にバランスは崩壊し、破滅の時を迎えていた。

その時、一人の君主が立ち上がった。

君主は三大神勅の掟に従い、自らの身を差し出した。

悲しみや苦しみ、憎しみまでも超越した紳士を前に、世界の回転軸は大きく舵を戻し、再び善なる時を刻み始める。

初代神武天皇が誓いを立てて、現在まで126代…皇紀2679年(2019年現在)。

世界で最も長く続く国…それが我が国日本である。

世界を救った三大神勅とは何なのか?

この言葉の意味するものは?

この言葉に隠された真実とは?

これから、この言葉を探る八百万の神の物語が始まる。

 

この章に登場した神様

造化三神(アメノミナカヌシ・タカミムスビ・カミムスビ)

イザナギ

イザナミ

アマテラス

スサノオ

ツクヨミ

オオクニヌシ

ニニギ

これまでの学び

(0)古事記:はじめに

本日の課題

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1 個のコメント

  • kyorintomo@yahoo.co.jp より:

    今日は2月11日です。建国記念日ですね。この日にこの学びを学習出来る事を名誉に思います。これまで日本を繋いでくれたすべてに感謝です。今日は朝から時間は永遠なようで瞬間であるように感じる不思議な日です。

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