(23)イエスは本当に水の上を歩いたのか?

 

冬の凍った諏訪湖で見られる「御神渡(おみわたり)」という氷の亀裂現象があります。

これは、湖面が全面結氷してヒビ割れが生じ、その割れ目の部分が膨張し、氷を押し上げる現象ですが、湖を横切るようにしてできるため、諏訪大社の祭神が上社から下社へ渡った跡として、「御神渡」という名称がついています。

冬の諏訪湖にできる御神渡り

 

伝説では、諏訪神社の上社の男神が下社の女神へ会いに通った道とされていて、この亀裂の方向で吉凶を占ったりします。

「マタイによる福音書」14章25〜32節には、こんなことが記されています。

『イエスは夜明けの四時ごろ、海の上を歩いて彼らの方へ行かれた。

弟子たちは、イエスが海の上を歩いておられるのを見て、幽霊だと言っておじ惑い、恐怖のあまり叫び声をあげた。

しかし、イエスはすぐに彼らに声をかけて、「しっかりするのだ、わたしである。恐れることはない」と言われた。

するとペテロが答えて言った、「主よ、あなたでしたか。では、わたしに命じて、水の上を渡ってみもとに行かせてください」。

イエスは、「おいでなさい」と言われたので、ペテロは舟からおり、水の上を歩いてイエスのところへ行った。

しかし、風を見て恐ろしくなり、そしておぼれかけたので、彼は叫んで、「主よ、お助けください」と言った。

イエスはすぐに手を伸ばし、彼をつかまえて言われた、「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか」。

ふたりが舟に乗り込むと、風はやんでしまった。』

 

ここには、イエス・キリストが水の上を歩いたと記されていますが、陸水学の研究によると、当時のガリラヤ湖は凍結していて、イエスは水の上を歩いたのではなく、実際は氷の上を歩いたのではないか?という説があるのです。

 

つまり、日本に上陸した古代イスラエル人は、聖書に記されている現象と同じことが起こる諏訪湖周辺を選び、この地を聖地にしたのではないか?というのです。

このように、諏訪の地には聖書の記述がたくさん残されていると言います。

 

1 個のコメント

  • kyorintomo@yahoo.co.jp より:

    自然を神と捉えていたので、湖の亀裂が神の軌跡に見えたのでしょうか。なんかロマンチックですね。
    亀裂の方向で吉凶を占うのも日本人ぽくて好きです。

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