蓮の花と蓮根

資産構築がいかに大切であるか、頭の中では何となく分かっていても、今ひとつピンと来てなかった人たちが、今回の非常事態に直面することで、その意味をご理解下さっているようです。

やはり、良いことも悪いことも、経験することは大事だなと思います。

さて、現在自分の人生が思うようにいってない人にアドバイスをしたいと思います。

上手くいっていない人の多くが精神的には清く・正しく・美しく生きる自分……清い・正しい・美しい世界を思い描いているはずです。

しかし、その世界に行くためには、希望や欲望が必要です。

その希望や欲望を叶える為には、生きていく必要がありますし、肉体を満たし、維持していく必要があります。

ということは、精神的には清く・正しく・美しく生きたくても、肉体的には汚く生きる必要があります。

そう、精神と肉体…この二つは実は相反するものなのです。

話を分かりやすくする為に『蓮(ハス)』を例に挙げてみます。

蓮と言えば、仏教ではお釈迦様が座っている綺麗な花ですが、その下は蓮根(レンコン)で泥の中にあります。

これが本来の人間の姿であり人生だと仏教では説いています。

水から上(美しい:花)は精神の世界で、水から下(汚い:泥にまみれた蓮根)は肉体の世界というわけです。

蓮はイメージしやすいですよね。

泥水が濁っているほど栄養のある蓮根が育つように、世の中も汚れて腐り切っているほど育ちやすく、肉体を通して栄養を摂り、精神世界の花を咲かせていくのです。

「汚い世の中だ」「最悪の世の中だ」と批判するよりも、綺麗な花を咲かせることを考えた方が賢明です。

精神と肉体は繋がっていますが、切り離して考えないと人生は上手く行きません。

精神世界においては、清く・正しく・美しく…と思っていても、肉体世界はこれに相反するものなのです。

事実、精神世界では生き物を殺してはいけませんと言っても、肉体世界では生き物を殺して食べています。

そうでないと生きていけないからです。

「生き物」とは、動物に限らず、魚介類、草花、野菜、山菜、果実などもそうです。

そう、綺麗ごとだけでは肉体の維持はできないのです。

肉体世界では、どんなことをしてでも生きていき、その中で自分を養い、精神世界で花を咲かせなさいということなのです。

 

下層民から見たら悪人と思われている支配層が、この世を古くからずっと動かしてきました。

強い欲望を持った人は悪人呼ばわれされます。

しかし、その欲望を持った悪人(支配層)が、この世の中を引っ張ってきたから、今の私たちがあるということも忘れてはなりません。

大企業の社長は、強い欲望があったから、その地位を築いたはずです。

となると、大企業の社長も悪人になります。

しかし、その悪人は多くの社員を雇用して、多額の税金を支払っています。

社員をはじめ、その家族も安定した生活ができるだけでなく、税金で多くの国民を助けています。

彼らは下層民から見たら悪人かもしれませんが、実は多大な社会貢献をしているということです。

この世は矛盾の塊です。

この矛盾を何気なく教えているのが「神道」です。

 

清く・正しく・美しく生きることに囚われ過ぎてしまえば、成功もできませんし、人生も上手く行きません。

なぜなら、本当は欲望があるのに、その欲望を前面に出せず、お金儲けすることを躊躇してしまったり、お金儲けを悪だと捉えてしまうからです。

なので、もしあなたがそうであれば、「精神」と「肉体」は切り離して考えるようにして下さい。

精神と肉体を一緒くたにしてしまうと、それが足枷になって前に進めなくなるし、成功に歯止めをかけてしまいます。

どんなに美しい理想論を語ったところで、結局のところ私たちは生き物を食べて生きていますし、どんなに素晴らしい精神論を語ったところで、下層民である限り、社会に対して大した貢献も出来ないのです。

逆に、悪人だと思われている人こそ、実際は社会に多大な貢献しているということです。

これに気づくことで偏見がなくなり、フラットな物の見方が出来ますので、成功がしやすくなるのではないかと思います。

 

スピリチュアルにどっぷりハマっている人に成功者はいませんし、むしろそうした人はネガティブな方向に進む傾向にあります。

なので、精神と肉体は切り離して考える…これが成功の秘訣かもしれません。

頑張ってはいるけど、なかなか上手く行かないという人は、一旦立ち止まって、『蓮』を思い出してみて下さい。

・水から上(花の部分)は精神世界(美しい)

・水から下(蓮根の部分:泥)は肉体世界(汚い)

この「蓮」が、そして「矛盾」が人間の本当の姿だということを意識して行動することで、物事が上手く回り出しますので、是非参考にしてみて下さい。

 

この記事に補足を入れておきます。

神様は基本的には「善」ですが「悪」の側面も持っています。

だから神様は恐い存在なのです。

人間も、どんなに良い人であっても、悪い一面も持っています。

愛情の裏返しは憎しみ…と同じようなものです。

全ては+と-、陰と陽、ネガポジの関係で成り立っているということです。

悪魔だって神様の一部です。

超古代天皇は、もともとビマナという空飛ぶ城に乗って世界を統治していましたが、当時の天皇は人が良すぎたと言うか、良い側面しかなかったので、後に舐められるようになり、世の中が乱れはじめます。

そこで天皇が取り入れたのが、魔神の力でした。

そこから天皇家は善悪の両方の側面を持つようになり、それが今でも表天皇と裏天皇として残っているわけです。

この陰陽のバランスで天皇家は長続きしているのです。

陰陽のバランスを上手に使えば、歯車が噛み合い、成功へむけて、物事が上手く運び出します。

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