仮想通貨はやるな

面談でもお伝えしたと思いますが、仮想通貨はやらないようにしましょう。

2016年まで「仮想通貨詐欺」が多かったのは、仮想通貨が「財貨」ではなかったためです。

詐欺は「利益を得るために嘘を付くこと」という条件を満たす必要があり、つまり仮想通貨は法的に「利益」に当たらなかったため、いくら仮想通貨を搾取しても詐欺にはならなかったのです。

こうした「法の抜け穴」を利用して大々的に行われたのが「詐欺ウォレット」で、預け入れると確実に空っぽになるというものでした。

捕まらない犯罪だったので、この手法で稼ぐ連中が横行していたと言うわけです。

また、株式市場では「内部から直接聞いた」インサイダー情報を利用して売買すると犯罪になりますが、仮想通貨ではそういうことは起こりません。

株式市場でいう「今度上場する会社の株を買わない?」と言って、「未公開株を売って実際には上場しない」というのは未公開株詐欺です。

本当に上場しても利益になるとは限りませんが。

そもそも仮想通貨で「上場」というものは、存在しないに等しいほど審査が緩く、取引所も沢山あるし、特定の取引所で取引できるようになったからといって、株式市場と同じく利益になるわけでもありません。

粉飾決算や風説の流布も禁じられてませんし、「ICOするから」といって未公開の仮想通貨を買わせて、ICOにならなくても「嘘をついたかどうか」の証明はかなり難しいものです。

株式市場での上場予定であれば、少なくとも主幹事証券会社がついていますが、仮想通貨ではそういうことはないからです。

仮想通貨詐欺や詐欺ウォレットでお金を無くした人は沢山います。

意外かもしれませんが、大物の投資家は殆ど仮想通貨を保持していません。

投資のプロは、危険なギャンブル的なものには手を出しません。

仮想通貨を決済手段にするのは良いと思いますが、くれぐれも仮想通貨で一発当てよう、などとは考えないようにしましょう。

仮想はあくまでも仮想にしか過ぎません。投資は現物に限ります。

たしかに仮想通貨は決済システムとしては無視できませんが、「これは安全で大丈夫だ!」というようなものは残念ながら今のところありません。

そうした安全な仮想通貨がもし登場したら、私にはそうした情報はいち早く降りてきますので、その場合は紹介しますので、今は目もくれなくて良いと思います。

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