(22)ユダヤ人が成功する理由【初代ロスチャイルドと古銭】

世界で最も大きな富を築いたとして知られるロスチャイルド家は、そもそも、どのようにして巨万の富を得たのか?をお伝えします。

初代のマイヤー・アムシェル・ロスチャイルドは、もともと「ゲットー」というヨーロッパにおいてユダヤ人が強制的に住まわされた居住地区(ドイツ)に住んでいました。

マイヤー・アムシェル・ロスチャイルド

当時の彼は、ただの古銭商と両替商でした。

当時の古銭…つまり「アンティークコイン」は、一般的には利用価値はありませんでしたが、貴族や富豪家には古銭のコレクターが多くいました。

何しろ250年ほど前のことなので、当時はまだ情報が少なく、自動車も普及していない時代です。

彼は、希少な古銭を探すために歩いて古銭商を尋ねるしかありませんでした。

しかし、それではあまりにも労力を使うし効率が悪過ぎると思い始めます。

そこで、「古銭のカタログがあったら便利ではないか?」と思いつき、早速カタログを作り、古銭コレクターたちに送りました。

そして、郵便を通じて商品の注文を受けて配送するという、今でいう「通信販売」を事業化したのです。

「私だったら、こうやって買えたら良いな〜」という思いから、通信販売のアイデアが湧いたのです。

前回でもお伝えしたビジネスの三原則をもう一度ご覧下さい。

  1. 相手の欲しいものを提供すること
  2. 相手の出来ないことを提供すること
  3. 相手が出来るけど、やりたくないことを提供すること

 

彼のアイデアは、このビジネスの三原則に当て嵌まっています。

通信販売は今でこそ当たり前になっていますが、当時は斬新なビジネスだったのです。

さらに彼は、カタログに購買意欲を刺激する説明文まで付けるようになります。

そう、今で言う「コピーライティング」です。

こうやってロスチャイルドは、どんどん売上を伸ばして行ったというわけです。

勿論、古銭商だけで巨万の富を得たわけではありませんが、成功のきっかけは古銭の通信販売だったのです。

 

古銭とは一般的に100年以上前に発行された金貨や銀貨などのことを指し、その種類は全世界に数十万種にも及ぶと言われています。

その中でも、非常に高い価値がついてる古銭もあり、世界には熱狂的な富豪家のコレクターが存在しています。

この古銭が、富裕層の間では資産運用のツールとなっています。

因みに、短期案件に預け入れされている皆さんの元本は、こうした古銭の取引に運用されていることも多いです。

希少価値の高い古銭は、王の即位など、何らかの記念として限定発行されたものが殆どです。

つまり、一度作られたものは基本的には二度と鋳造されないため、数が増えることはありません。

さらに、時間の経過と共に紛失や災害により、その数は徐々に減少し、増えることはありません。

ということは、時が経つにつれて希少価値を増していくのです。

こうした希少価値のある古銭を保有しているコレクターには、「現金」を信用していない人も多いので、幾らお金を出しても手に入らない場合もあります。

そうした古銭が再び市場に出ると、前回よりも取引価格が跳ね上がり、数倍の価格で取り引きされたりするのです。

だからと言って、当然、目利きもない素人が、いきなりこうした市場に参入したところで上手くいくはずもなく、食い物にされるだけです。

そこにはきちんとしたルートが必要になります。

八田PBで皆さんからお預かりした元本は、運用先がしっかりしているから増えて配当として戻ってくるということです。

 

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