タルムードと神道(7):祈りについて

祈りとは、神と会話をするための魂の言葉です。

祈りは宗教的な生活を送る人たちの最も親しみのある宗教的行為です。

ユダヤ人は、自分たちが「祈り」ができることについて、彼らの最も深い根底にある信念、信仰が真実であることを証明すると考えています。

その信念、信仰は次のとおりです。

宇宙は偶然にできたものではなく、また、私たちの命は意味もなく創られていない。宇宙も私たちも存在している。その理由は全ての権威である神が愛から命を運び、存在させたからである

こうした信仰は、人生を孤独から救い出すだけではなく、この信仰こそが、ユダヤ人の様々な迫害の悲劇から運命を取り戻してきたのです。

彼らは、祈りを通じて多大な感謝をしますが、これは人智の及ぶところではなく、それでいて森羅万象にお伝えし、森羅万象は神を超え、祈りの声の中にも在ります。

この森羅万象や神の存在を言語で説明することはできませんが、私たちは言葉を持っております。

言霊によって世界を作った神…そして神の聖なる言葉を通じて、その意志を明らかにした人には、神はその人の祈りの言葉をお聞きになるそうです。

そして祈りの言葉は、無限へと参加する橋渡しとなります。

12世紀の偉大な詩人「Judah Halevi(ユダ・ハレヴィ)」は、

祈りにとって魂の作用は、体にとっての食べ物の作用と同じである。祈りがないと、私たちの中にある何かが衰弱して行き、死んでしまう。祈りなしでの人生を送ることは可能であるが、それはまるで音楽なしで人生を過ごすのと同じようなものである。あるいは笑いなし、あるいは愛なしで人生を過ごすのと同じであるという言い方もできるだろう。祈りなしの人生はすべての次元での経験を欠いた人生である。私たちは魂の中に私たちの生きている喜び、宇宙への好奇心、私たちの希望、恐れ、不安、失敗、志をアウトプットするための自由な空間が必要である。それによって私たちの最も深層にある考えを聞いてくれる方、つまりあなたをこの世にもたらした天(神)に供物として捧げるのだ。

と述べています。

ユダ・ハレヴィ

日本ではあまり習慣がありませんが、ユダヤ人にとってお祈りをすることは欠かせない日常の習慣です。


本日の課題

1:祈りについてあなたが感じていることをシェアしてください。
2:今回のタルムードを学び、あなたが感じられたことをシェアしてください。


これまでの「タルムードと神道」の学び

タルムードと神道(1):日ユ同祖論(1)

タルムードと神道(2):日ユ同祖論(2)

タルムードと神道(3):日ユ同祖論(3)

タルムードと神道(4):日ユ同祖論(4)

タルムードと神道(5):日ユ同祖論(5)

タルムードと神道(6):日ユ同祖論(6)

6 件のコメント

  • kyorintomo@yahoo.co.jp より:

    私が神社にお参りするときは間違っているかも知れませんが「ここに健康で来させて頂いてありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします」と言うようなスタンスでお祈りをしてきました。神に願いばかりを言うのは何か違うような気がするからです。毎日お祈りをする習慣を持っていませんが、もしそういう習慣が出来たなら、もう少しまともな人生を歩めそうな気がします。

    これまでの学びでは日本とユダヤの共通点を再発見させて頂きました。君が代の真の歌詞のように結束し、協力し合い、団結して固い絆と信頼で結びついて行ける世界になれたら素晴らしいです。

  • zipang044kwsk@au.com より:

    祈りが魂にとっての栄養のようなものという
    例えは、非常に含蓄のある比喩だと思いました。
     
    まさにその通りだと思った所存です。
     
    お祈りを習慣にするよう工夫致します。
     
    ありがとうございます。

  • まぐくる より:

    祈りについては基本的に感謝を伝える内容にしています。毎日祈る行為そのもので気持ちは落ち着いて、その日一日の言動が安定すると感じます。
    偉大な詩人の言葉には感銘を受けました。

    タルムードと神道については、日ユ同祖論は疑いようの無い事が分かりました。
    失われた12氏族(13氏族案もありますね!)の役割、日本に来た理由、天皇との関係性など、少しずつ学ばさせて頂きます。

  • ユウキ より:

    神社に行った時にはお祈りしますが、日常的に祈るという習慣はありませんでした。
    毎日祈ることによって、良いエネルギーや運も引き寄せられるのかなと思います。

    日常的な祈りの習慣を作り感謝して、より良い人生を送ります。

  • 伊藤 より:

    祈りは、万物の創造主である神と波長を合わせるための方法ではないかと感じました。
    そして、日々神と波長を合わせ、その波動をキャッチして向上・努力していくための
    道しるべがタルムードであり、神道なのだと思いました。
    個人的には、神道系の教団の信徒でありますので、日々の祈りの中でも体感しております。

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