輪廻転生

八田です、

輪廻転生のことは、前にもお伝えしました。

本来はこれは仏教の教えなのですが、
近代の日本の仏教学会におていは、
実はこの輪廻転生を認めていません。

その理由として、

・釈迦は、死後の世界のことは語っていない
・釈迦は、輪廻については説いていない

と、仏教学者たちは言っているのです。

仏教の経典には、死後のことや
輪廻のことが説かれているにも関わらず、
彼らは、なぜそれを認めないのか?

仏教では、ある問いに対して、
釈迦が回答を避けたことを
「無記」と言います。

経典に回答を記していないからです。

 

『箭喩経(せんゆきょう)』という
お経には、このように記されています。

ある出家者が、
釈迦が教えていないことに疑問をもちます。

その疑問とは次のとおりでした。

・世界に終わりがあるのか?
・世界は無限か?
・生命と身体は同一か?
・如来は死後存在するのか?

そして、出家者は釈迦に会いに行き、
釈迦に、これらの質問に答えてくれたら
私は修業を続け、答えてくれなければ、
私は修行を辞めると伝えます。

そこで釈迦は、

「私は、そんなことは教えません。
私は、生きている者には老いがあり、
死があり、悩みや苦しみがあり、
その悩みや苦しみの解決を教えているのです。

私が教えていないことは、
教えていないこととして認識しなさい。

私が教えていることだけを
理解するようにしなさい。

なぜ私が今の質問を教えないのか?

それは、人の目的にかなわず、
人の清らかな行いにもならず、
人の煩悩の消滅や心の安らぎ、智慧、悟りに、
何の役にも立たないから教えないのだ。」

と答えたそうです。

これに納得した出家者は
喜んで修行を続けたそうです。

「如来は死後存在するのか?」
という質問にも釈迦は答えてませんが、

そもそも「如来」は「仏」という意味で、
生死輪廻から解脱した人のことを指します。

なので、釈迦を「釈迦如来」とも呼び、

つまり、この出家者は釈迦に対して、
「あなたは死んだらどうなるのですか?」
と、訊いていることになり、
とても失礼な質問をしているわけです。

釈迦が答えなかったのも無理ありません。

近代の仏教学者の話に戻りますが、
彼らは、この如来を人間と解釈して、

「釈迦は人間の死後を答えられなかった」
と主張しているのです。

たしかに経典には、死後について
説かれていなところが数カ所あるようですが、
それは、如来のことであって、
人間のことではないのです。

なのに仏教学者は、釈迦は人間の死後を
説いていないと解釈しているのです

本来の仏教は、死後の教えが大前提ですが、
現代の日本の仏教学会は、
本来の教えが歪曲されているのです。

これは、大正時代以降の仏教学会が
西洋の仏教研究を取り入れたことが
原因とされています。

西洋では「心身二元論」を
唱えていたという歴史があり、
物(身体)と心(精神)を
切り離して考える特徴があるのです。

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

八田 芳雅

 

前回、「哲学から学ぶ神道」の動画を
プレゼントしましたがご覧いただけたでしょうか。
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