お金の暗号:(4)知性(前半)

その知性なる右手には長寿があり、左手には富と名誉がある

タナハ

知性を追求することによってのみ永続的に続くお金や富が手に入る

タルムード

タナハには次のように書かれいます。

知性という名の王冠はすなわち富である

知性とは知性によって、富を得ることができる

知性は「永続的に続くお金や富」をもたらします。

また知性は個人が追求するどのような夢や目標でも達成することを助けます。

知性が偉大になれば偉大になるほど、成功はより頻繁に、そして成功の質は偉大になります。
時には、偉大な知性を持つ人にとっては成功は簡単なもののように映ります。

鈍い切れ味の斧で木を切ろうとすると、非常に強い腕力を要求されます。なので刃を研ぎます。

それが知性の価値で、あなたが成功することを助けます。

知性はまた、安全も提供します。

知性あるものにとって知性は街の10の法律よりも守る力を持つ

賢明な人は手にした財産を堅実に守ることができます。

知性とは、経験を持つ資質であり、何が真実か、何が正しいか、あるいは永続的に続く原理原則なのかを判断する能力です。

知性とは基本的に知識の実用的な応用ですので、知識のある人が必ずしも賢明とは限りません。

たくさんの知識を持っている人であっても、実践が伴わなければ、賢い人の証である実用的なノウハウが欠如するからです。

賢い人は知識を持ち、それを応用し、そして上手く生きることに成功します。

哲学者のアリストテレスは次のように述べています。

自分自身にとって何が善であり、何が有益であるかについて熟考できることが実用的な知性を持つ者の証である。
実用的とは健康や強靭さといった特定のことではなく、一般的に良い生活ということを指す。

多くの哲学者はアリストテレスに賛同しています。

例えば、ジョンケークスは、このように述べていいます。

『賢い人は、状況を踏まえた上で、良い人生に導かれるであろうパターンを構築する方法を知っています。』

 

また、ロバートノジックは、このように述べています。

『知恵とは良い生活を送るために、そして時代的な問題に対処し、人間が直面する苦境の危機を脱出するために、理解するために必要な物のことを指します。』

 

更に哲学者デカルトはこのように述べています。

『確かに完全知性、つまり全ての真実の知識セットを持っているのはGODだけである。しかし、人間にとってみれば、より賢い人、賢くない人というのは、その人がどれだけ重要な真実の知識を持っているかどうかで区分されるのである。』

ソロモン王はユダヤの歴史の中で5本の指に入る重要人物です。
タナハでは、エルサレムの最初の神殿を建てた人としてソロモンを記載しています。

ソロモンは当時の時代の中で最も賢く、そして最も裕福な人でした。

ソロモンの富の秘訣は、彼が他の何よりも知性を望んだことにあります。

彼は「心を理解すること」を望んでいました。

ソロモン王はよりお金を得ることを望んだわけでもなく、栄誉を望んだというわけでもありませんでした。

しかし、それらはどちらも彼の知性の副産物として手に入ることになりました。

神は言いました。

私はお前に心を理解する知性を与えた。そのようなものを望むものは他にいなかったし、これからも現れないだろう。私はまた、お前が求めなかった富と名誉を生涯にわたり与えよう。富と名声でお前にかなうものは歴代の王と比べても誰もいないだろう。

さて、この逸話から得られる知識は、どのように実践的な知性へと転化させることができるでしょうか?

ソロモン王が望んだのは知性であったにも関わらず、彼は偉大な富もお金も名声も両方とも受け取ることができたということに注目をして下さい。

知性こそが富もお金も手にするための鍵なのです。

知性が偉大になればなるほど、手に入るお金も富も成功も大きなものになります。

タナハでは、神は神が承認した人に知性を与えると書かれています。

神の目から見て「良し」とされた人に、神は知性知識そして喜びを与えるということです。

哲学者のデカルトは、こう述べています。

神は完全知性の持ち主である。なので、人は神から知性を授かるよう祈ることが最も賢明である。

あなたが一神教を信仰している啓典の民であれば、ソロモンが行なったものと同じように神に知性を与えてもらうように祈り、「理解する心」を求めると良いでしょう。

「彼らに神から憐れみをいただけるように祈らせなさい。神の口から知識と見識がもたらされるのですから」と、タルムードに書かれています。

あなたが啓典の民でなければ、科学的な祈りとも呼ばれている「肯定的な祈り」をすると効果的です。

肯定的な祈りとは、否定的な状況ではなく、肯定的な結果に焦点を当てた祈りの一種です。

例えば、何らかの形の病気の体験をしている人は、祈りを完璧な健康状態の望ましい状態に集中させ、この望ましい意図を「既に起ったように」認識をする情報空間の操作法です。

ユダヤ化学学会の創設者であるラビ・モーリス・リヒテンシュタインによれば、これは超自然的な法則を支配する神への信仰を必要とせずに、個人的な利益を得ることができる効果的な方法であるとのことです。

肯定的な祈りでは、ネガティブな結果ではなく、ポジティブな結果に焦点を当て、それが既に起っていると確信するアプローチであり、自分の問題を特定し、それを取り除くことを神に祈り願う、一般的な神への祈りの方法とは異なります。

引き寄せの法則でも有名な手法でもある、この肯定的な祈りでは銀行口座の残高が7桁になっていることが起ったかのようにしている方法が紹介されていますが、お金が欲しいのであれば、お金を祈るのではなく、知性を求め、知性を祈って下さい。

大切なことですので繰り返します。お金が欲しいなら知性を求めて下さい。

そして過度な富やお金の追求は失望的な結果をもたらす可能性があります。

タナハにはこう書かれています。

お金の追求のためにあなた自身の命を削ってはならない。
それらを止められるだけの思慮深い人間でありなさい。
もしあなたが血眼になってそれを求め出せば、それはすぐになくなるだろう。
お金に羽が生え、鷹のように空高く去っていくことになるだろう。

知性や真実の追求のために、あなた自身の命を使いなさい。
そこから得られたお金は資産となり子孫8代にまで継承されることになるだろう。

物理学者アルバードアインシュタインはこのような言葉を述べています。

知性は学校教育によって育まれるものではない。生涯にわたって知性を得ようとする試みによってのみ育まれ、実る果実である。

埋蔵金や秘密の宝を探すように、熱心に知性を求めて下さい。謙虚さを保ち、本を読み、そして色々な人と交流することで知性を見つけることができます。

謙虚さは知性を高めるための必要条件と見なされています。

「プライドが先行する人は尊敬を失い恥をかく。しかし、謙虚な人は知性を身につける。」

あなたが謙虚であるとき、あなたにはまだたくさん学ぶことがあると受け入れています。

いつになっても決して自分のことを「専門家である」と慢心してはなりません。

謙虚な人々は、人からの教えを受け入れることができ、変化に対して寛容であり、決して学ぶことをやめることはありません。

タナハでは、貧困と恥は教えを受け入れられない人のものであり、批判に注意深く耳を傾ける人は、栄誉が与えられる、としています。

あなたが謙虚であるとき、あなたが出会う全ての人から学ぶことができると感じます。

 

賢い人とは誰でしょうか?

賢人とはどのような人からも学ぶことができる人です。

賢人は自分よりも社会的地位や階級が下とみなされる人からであっても、何かを学ぶことができると理解しています。

タルムードには、「私は師からたくさんのことを学びました。そして仲間や同期からは師よりもたくさんのことを学びました。そして最も多くのことは、私の弟子たちから学びました。」
と書かれています。

 

映画監督のロブライナーは、かつてこのように語っています。

私はユダヤ人が世界中で一番賢い人たちだと思う。

事実、世界で最も知能が高い民族は「ユダヤ人」と言われています。

因みに、2位はインド人、3位は中国人、4位は日本人とされています。

 

アメリカとイギリスで行われた研究では、ユダヤ人のIQは高いことが明らかにされています。
アメリカとイギリスにいるユダヤ人の平均IQは、110と推定されています。

いくつかの研究では、知性は経済的達成度の決定的要因であることを示しています。

多くのユダヤ人が成功している理由は、高いIQによるものだと言われています。

ユダヤの両親は物事がなぜ、そしてどのようにして起こるのかを興味を持つように仕向けさせる傾向があり、このことがユダヤの人々が持つ『考える』という特質を発達させることに貢献しているのかもしれません。

しかし、ユダヤ人が高いIQを持つ最も重要な理由は、彼らは書籍に価値を置き、学びにコミットしていることです。

この続きは次回お伝えします。

 

本日の課題

1:今回の学びで感じたことをシェアしてください。


これまでの「お金の暗号」の学び

お金の暗号:(1)コードが隠されている場所

お金の暗号:(2)『旧約聖書』に従うことで豊かな人生が築ける

お金の暗号:(3)宗教が資産構築に影響を与える

5 件のコメント

  • zipang044kwsk@au.com より:

    知性を得ることを最も重視しているユダヤ人は
    最も富を築いていることを考えると、
    旧約聖書というのは、本当に叡智の塊だと
    思います。
     
    答えが全て書かれていると感じます。
     
    旧約聖書が本の形式であることから
    本が最も学習に最適なのだと
    暗示しているのではないかと思いました。
     
    これからも知性を身につけるために
    学習させてください。
     
    学習したことを実践致します。
     
    よろしくお願い致します。

  • kyorintomo@yahoo.co.jp より:

    知性とは何だろうと考えた時に答えを明確に言えない、ということは、私は現段階で知性が欠落しているようです。
    知性とは心の声とは違うイメージかも知れませんね。痛い目を見ないためのシールドと武器なのでしょうか。
    これからしっかりと学ばせてください。

  • gabriel0702@me.com より:

    アインシュタインの言葉に、なるほどと思いました。
    日本の教育を受けざる得ない状況にしてしまい、子供に申し訳なく思っていましたが、家庭教育で出来ることを探索し、真実を追求したくなるような関わりを実践していけば良いのかな、と思いました。

  • まぐくる より:

    富を得てもそれを扱う知性が無ければ散財しますし、逆に知性を持ち応用して『我以外皆師』の境地で生きていく事に価値があると感じました。

  • 伊藤 より:

    とても興味深く、拝読させて頂きました。ありがとうございます。
    謙虚さは、あらゆる美徳の母である、と言われていますね。
    謙虚であれば、物事を支配しているのは原理原則であり、自分ではない、と理解できますから。
    謙虚さが土台にあってこそ、書籍だけでなく、周りの全ての環境からも学び続ける事ができるのですね。

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