お金の暗号:(3)宗教が資産構築に影響を与える

世の中には、ユダヤ人のことを好きな人もいれば嫌いな人もいます。

しかし、思慮深い人であれば、ユダヤ人やこの世界に出現した全ての人種の中で、疑いようもなく最も注目すべき、そして恐るべき人種であることを認めないわけにはいきません。

ユダヤ人と呼ばれる人々は、ユダヤ教を信仰し、あるいはヘブライ語を話し、あるいはイスラエルに住んでいる人々のことを指します。

イスラエルはアブラハムの孫である、ヤコブの別名です。

そして、ヤコブの12人の息子とその子孫たちは、イズレリットとして呼ばれるようになりました。

ユダヤの名前はイスラエルの12支族の中でも、最も重要なイスラエル(ヤコブ)の息子である「ユダ」が由来しています。

ユダヤは紀元前722年にイスラエルの北王国が凋落し出した中で生き残ったユダ王国の時代からイズレリット全体の人々を指す言葉として定着しだしました。

この時、12支族の10支族は囚われの身となりました。

ユダヤ人は歴史上、最も偉大な影響を人類に与えた人物がたくさん輩出されている民族で、物理学者のアルバートアインシュタイン、心理学の父ジークムントフロイト、経済学の巨人カールマルクス、ポリオワクチンを開発したジョナスソークなどがその代表例です。

ノーベル賞の35%はユダヤ人に贈られていて、世界中で他のどの民族グループも、この偉業の数字に近づけるものはありません。

アメリカ大統領のジョンアダムズは、

ユダヤ人以上に世界を文明化させた民族は存在しない。

もし私が無神論者となり、運命は見えないものだと信じていたとしても、ユダヤ人が人々を文明化していく上で最も重要な民族の地位につけた、という信仰を捨てることはできない。

と話しています。

ユダヤ人は世界人口の中で1%以下だと言われていますが、世界のビリオネアの25%以上はユダヤ人だというデータがあります。
そして、ユダヤ人は常に世界中で最も裕福な人々のリストの中に上がります。

マイクロソフト会長のビルゲイツもユダヤ人ですし、Facebookの創業者マークザッカーバーグも、Googleの創業者ラリーページもユダヤ人です。
2009年のフォーブス400の中で、139名はユダヤ人でした。

このように世界中で最も豊かな人々の大部分がユダヤ人であることに対して、多くの人はこのような質問をします。

ユダヤ人はなぜこんなに多くの人がお金持ちなのか?

その秘密は彼らの遺伝子にあるわけでも、知能にあるわけでもありません。その秘密こそが彼らの「宗教」にあるのです。

社会学教授であるリサ・キースターは、信仰のある人々と経済的スコアが関係していることを発見しました。

今まであまり注目されてきていませんでしたが、宗教は富の蓄積においてとても重要な要素です。

キースターの研究によると、最も裕福なのはユダヤ教で、その次からキリスト教の主流派プロテスタント、ローマ・カトリックと続き、保守派プロテスタントが最も豊かでないとの結果が出ました。

ユダヤ人の平均純資産は1658万円ほとで、全てのサンプル平均である530万円の3倍以上の数字です。

一方で、保守派プロテスタントの純資産の平均は288万円と平均の半分ほどの数値となっています。

リサキースターは宗教が資産構築にダイレクトに影響を与えると言います。

なぜなら

宗教は人々の価値観と優先順位を形成し、成功に貢献する一連の行動を構築し、重要な社会的つながりも形成するからです。

宗教は問題や課題に対処する一貫した戦略や貯蓄や投資、消費に対する決定や判断基準を育みます。そして人々は宗教で学んだことを使って人生を歩んでいきます。

と話し、最後にユダヤの教えを実践することは、資産構築に結びつくと言って、そのことは確固たる証拠によって証明されていると締めくくっています。

 

また、イエール大学の教授、デビットジェレーンターは

ユダヤ教は人類史上最も重要な知能開発である

と言っています。

 

ユダヤの家庭の本棚には、ユダヤ教に関連する本がたくさんありますが、最も代表的なユダヤ教の本は以下の通りです。

 

タナハ:
ヘブライ語で書かれたユダヤのバイブルで、これは3冊の本で構成されています。トーラー、ネビウム、ケトゥビムです。
全てのユダヤの聖書の土台となるのがトーラーです。トーラーの意味は「法」です。
トーラーの主要なメッセージは、一神教である神とイスラエルの人々の間で永久に結ばれた契約について解き明かされています。

 

タルムード:
タルムードはユダヤの人々に全ての知識と教えを説明する教義本です。
タルムードはタナハに隠された意味を発見するために、タナハの聖句をより詳細に解釈し、探求して説明します。
タルムードにはユダヤ教の口承律法も含まれています。

 

ミシュナ:
ミシュナは6つのチャプターによって成り立っており、それぞれのチャプターでは、7〜12の章があり、合計63の章から成り立っています。様々な法や教えが含まれています。

トセフタ:
トセフタは口承律法を編纂さしたもので、ミシュナを補完する役割を持ちます。

 

シャルチナルーク:
シャルチナルークはユダヤ法のコードとも呼ばれており、最も広まりを受け入れられているユダヤの法をまとめたものです。

一応、念の為に言っておきますが、成功しやすいからと言って宗教に入ることを推奨しているわけではありません。

どこの宗教にも属することなく、この八田塾では正しい学びができますのでご安心下さい。

 

本日の課題

1:今回の学びで感じたことをシェアしてください。


これまでの「お金の暗号」の学び

お金の暗号:(1)コードが隠されている場所

お金の暗号:(2)『旧約聖書』に従うことで豊かな人生が築ける

4 件のコメント

  • zipang044kwsk@au.com より:

    改めて、宗教の力は偉大だと思いました。
     
    正しく使えばこれほどまでに知性を獲得できる
    ものはないということですね。
     
    人生に対する様々な答えが
    大昔からあったと考えると
    歴史に学ぶということが
    いかに大切かよくわかります。
     
    聖書について学んでいきます。
     
    今後ともよろしくお願い致します。

  • kyorintomo@yahoo.co.jp より:

    ユダヤ人の家庭に生まれたかったですが、そんな事を考えても意味がありません。いまいただいている環境に感謝して良い進化が出来るように努力するだけです。

  • まぐくる より:

    錚々たる成功者の方々がユダヤ人とは驚きです!

    また『宗教は問題や課題に対処する一貫した戦略や貯蓄や投資、消費に対する決定や判断基準を育みます。』という内容に納得しました。

    八田塾で正しい学びができる環境に感謝して取り組みます。

  • 伊藤 より:

    ユダヤ人は、宗教の実践を通じて、この現実の世界で神(と呼ばれている超越した存在)の意図する世界を顕現するための
    智恵と行動力を与えられ、その結果として富が付与されてくる、ということでしょうか。自分なりの言葉に置き換えてみましたが。
    今の世界の動きは、裏の勢力により意図的に仕組まれた現象と捉え、それに流される事なく、学び、実践していきたいものです。

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