お金の暗号:(13)十分の一税

収穫の十分の一をささげよ。

旧約聖書

豊かになるために十分の一税を捧げなさい。

タルムード

十分の一税を収めるので、あなたはお金持ちになれる。

タルムード

 

敬虔なユダヤ人はマーサー・ケサフィムを欠かしません。

マーサー・ケサフィムとは、収入の少なくとも10%を貧困者に施すという習慣です。

古代において、10という数字は増加の数と考えられていました。

十分の一税は、古代ユダヤ人のお金持ちになるための公式です。

初期のユダヤ人は、十分の一税によって、世界で最も裕福な国を作りました。

アブラハムは、自分が持つ全ての物の十分の一を与えました。

そして、ヤコブは獲得した全ての物の十分の一を与えることを誓いました。

アメリカの石油王で歴史上、最も裕福な人とみなされており、現在の価値に換算すると、3000億ドル以上の資産を構築したと言われているロックフェラー氏は、このように発言しています。

「もし私が最初の週給1.5ドルの給料の10分の1税を支払っていなければ、100万ドルの10分の1ですら決して手にすることが出来なかったであろう。」

 

彼は生涯にわたって、収入の十分の一を他者に施しました。

タルムードでは、「あなたが豊かになるように十分の一を捧げなさい」と言っています。

十分の一税はタルムードに何度も述べられています。

それだけ、この法典が富を手に入れるために重要だということです。

ラビ・アキバは、十分の一税は富める者の資格であると伝えています。

 

ホフェツ・ハイムは、十分の一税を行うことは、献金者と御神のパートナーシップのようなものであると語っています。

献金者は、この続いていく世界で御神とパートナーであり続けます。

同時に、十分の一税によって、献金者は御神を彼の個人的なビジネスのパートナーとして召喚することができます。

ユダヤ人は、御神からの祝福が人を、お金持ちにすることを許すと信じています。

旧約聖書には「御神の祝福は人々をお金持ちにすることである」と記されています。

ジョン・D・ロックフェラーは、生涯で5億ドル以上を十分の一税として施し、批判家への回答として「御神がこのお金を私にお与え下さいました」と述べています。

 

ミシュナではこう述べられています。

すべての仕事には貧困にも豊かにもなるポテンシャルが含まれていますので、すべての富と財産の存在である御神に祈りなさい。
貧困も富もそのどちらも、仕事による結果ではなく、すべては御神の祝福に依存します。

豊かな祝福が、豊かな価値があるのは、彼が十分の一税を与えるからです。
書かれているように、10分の一税によって、あなたは豊かになります。

 

ビジネスが成功するユダヤの知恵(Jewish Wisdom for business Success)という書籍では「あなたの祝福が手に入るように構築しなさい。」と記されています。

これは祈ること、寄付を与えること、そして他人を助けることが含まれます。

よりあなたが祝福されるようになれば、より集められるようになり、よりあなたの魅力的なエネルギーが与えられ、人生における全ての分野において、より成功するようになります。

 

タルムードでは、十分の一税によって、私たちは本当に豊かになることが出来るのか、御神をテストすることを許可しています。

なお、タルムードでは、十分の一税を除く、他の全てのケースにおいては、御神をテストすることを禁じています。

十分の一税の全てを倉庫に持ってきなさい。
そうすれば、主である私の家には食べ物がある。
そして、これにより主である私をテストしてみなさい。
もし、十分の一税がたくさんになるまでの間、私が天国の窓をあなたのために開けないかどうか、そしてあなたのために祝福を注がないかどうかをテストしてみなさい。

しかしながら、十分の一税によって、ある人が豊かになったかどうかの保証は、ある人の週の、あるいは月の、あるいは年収の10分の1、あるいはそれ以上をしっかりと正確な会計システムに基づいて計測され、脇におかれ、与えられる場合にのみ適応されます。

そして、富の保証はまた、これらの十分の一税が、トーラーを学んでいる貧困の人々への寄付や、もしくは、与えられたお金を彼らの家族の維持のため、生活必需品を必要とする貧困の人に与えられた場合にのみ適応されます。

十分の一税の義務は、医療機関、シナゴーグ、または教育機関に寄与することによってでも果たすことができます。

ユダヤ人の中には、十分の一税の義務の半分を貧しい親戚に施し、残りを慈善団体に寄付するという習慣を持っています。

「もし、あなたの同胞が落ちぶれて、あなたのもとで暮らしが成り立たなくなってしまったら、外国人、あるいは一時的在留者のように扶養し、あなたと一緒に暮らし続けることができるようにしなければなりません。」

安息日に収入の十分の一は、隔離して置いておきましょう。

経常利益は十分の一税の対象ですが、資産は一度だけの対象で、年ごとに収める必要はありません。

ユダヤ人は税の支払いの後に、収入に関する十分の一税を与えます。

「すべての収入の初物」を与えることが推奨されています。

これは税金を支払った後、請求書などのすべての支払いよりも先に、一番最初に十分の一税を与えると良いという意味です。

本日の課題

1:あなたの会社、もしくはあなた個人で、税金支払後の収入が確定するタイミングを調べて下さい。

2:あなたのお気に入りの寄付先を見つけて、Step1のタイミングで得た10%の金額を寄付して下さい。

3:今回の学びで感じたことをシェアしてください。


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1 個のコメント

  • kyorintomo@yahoo.co.jp より:

    自分の経済状況を正確に把握しなさいというメッセージであるとも感じました。
    どんぶり勘定寄りの私には厳しく響きましたので、気を付けます。
    十分の一税寄付先は神社仏閣が良いかなと思いましたが色々と探してみます。

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