お金の暗号:(5)知性(後半)

前回の続きとなります。

タルムードにはこう記されています。

よりIQを高め、知性を高めたいと思う人に必ずさせなければならないことは何だろうか?

それは、学ぶことにより強くコミットさせることである。

ユダヤ人の哲学者であるサミュエル・イブン・ティボンは、「あなたの本をあなたの友にしなさい」と語りました。

彼は自分の蔵書を「自分の宝物」・「親友」と呼び、そして本棚を「最も美しい庭園」と呼んでいます。

ユダヤ人の伝統では、本は捨てられる代わりに土に埋められます。これはユダヤ人が本に対して持っている尊敬の深さを示しています。

セールスで大成功を収め、キャリアを築いたジグ・ジグラーは、「金持ちは小さなテレビと巨大な本棚を持ち、貧しい人々は、小さな本棚と大きなテレビを持っている」と述べました。

 

教育者であるノルマン・ラムは、「ユダヤ教では613の戒律があります。そしてタルムードではこれら613の戒律の中で最も重要な戒律は学ぶことである。」と言っています。

 

ユダヤ教の中で最も重要かつ誰もが学ぶ本は、トーラーとタルムードです。
ユダヤ教の聖典の重要性は、彼らの宗教的意義を遥かに超えています。

 

タルムード系ユダヤ法律の研究者であり、文化史学者でもあるラヴ・ゼイアーは次のように述べています。

「私たちの聖書はただの宗教の本というだけではなく、私たちの文学の土台であり、言葉の土台であり、歴史の土台でもある。そしてそれら全ての唯一の種でもある。」

 

トーラーにもタルムードにも素晴らしい知恵が含まれています。

タルムードには、「トーラーを学ぶものは富と祝福を得る」と書かれています。

ユダヤ人は、トーラーの全ての法律を真剣に受け止め、それに従います。

 

大司祭、ラビ・エラザール・ベン・アザリアは、「宗教がなければ決して真の叡智に辿り着くことはできない。そしてトーラーの勉強なしでは、パンが不足する。」と述べています。

 

タルムードには次のように書かれています。

貧困の中でもトーラーの教えで自分を満たすものは、最終的には豊かになり、その中でも引き続きトーラーで満たし続けるだろう。

豊かな生活の中でもトーラーを無視するものは、最終的には貧困になり、貧困の中でもトーラーを無視し続けるだろう。

 

ユダヤ教の最も神聖な本はタルムードであると考えられています。

それらは西暦200年から500年の間に書かれたもので、その権威はトーラーよりも優先されます。

タルムードには次の引用があります。

「息子よ、トーラーの言葉よりも法律家の注釈により大きな注意を払いなさい。」

タルムードは偉大な知性の種です。

上海のユダヤ研究センターの副学長であるワン・ジアンは、「現代においてタルムードはビジネスを行うための、そして財産を成すためのハンドブックとなった。」と述べています。

 

多くのユダヤ人は、毎日このタルムードを1ページずつ開いて勉強しており、この厳格な勉強スケジュールのもと、全てのページを読破するのにおよそ7年間をかけます。

タルムードのより専門的な学習は、イェシーバー(神学校)で行われています。

タルムードには、「エルサレムタルムード」と「バビロニアンタルムード」の2つのバージョンがあり、「バビロニアンタルムード」は、より権威のあるタルムードと見なされています。

タナハでは、「虚栄心とともに得た富は少なく減っていくだろう。しかし少しずつ集めた富は増えていくだろう。」と書かれています。

タルムードには、「机に堆(うずたか)く書籍を積み上げ、一度に学ぼうとする者が得られる恩恵は、わずかでしかないだろう。しかし一方で、少しずつ知識を集めて学ぶ者はよりたくさんの恩恵を受けることができるだろう」と書かれています。

1つのテーマに対して長時間かけて完璧に学ぶことに集中することが大切です。

次から次へと別のテーマに移行するべきではありません。そして学んだことの定期的な復讐も大変重要です。

また、言葉の繰り返しは大変パワフルです。

ユダヤ人はトーラーのチェマーと呼ばれる箇所を朝の祈りで1回、夜の祈りで1回、1日2回唱えています。

タナハでは次のように書かれています。

トーラーで書かれていることを規範に行動することが自然とできるように、このトーラーの本を常に暗唱できるようにし、昼も夜もトーラーを思い起こしなさい。

そうすればあなたの事業は繁栄し、あなたは成功することができるだろう。

これがユダヤ人が宗教的戒律を敬虔な気持ちを持って、深くその心に刻み込む方法です。

ユダヤ人はトーラーを毎年毎年見返しています。

タルムードの賢者たちは、何度も読み返すことで、新たな洞察を40回得、特に重要なアイデアは101個と手にすることができます。

多くのユダヤ人は、時間はお金よりも価値があると理解しています。

お金はいつでも取り戻すことができますが、時間は決して取り戻すことはできないからです。

ユダヤ人は自分たちの時間を大切にし、それが彼らの最も貴重な、誰もが持つ資産であることを理解しています。

そのため彼らは、自分たちの時間を、知恵を得たり、富を得たり、社会に貢献したりすることに使います。

最も大きな問題は、多くの人は、永遠に生きることができるかのように毎日を過ごし、価値のないものを求めて時間を無駄に浪費していることです。

想像してみて下さい。もしあなたが、あと1ヶ月しか生きられなかったら何をしますか?

 

本日の課題

1:目を瞑り、GODもしくは重力など宇宙の法則を司る大いなる存在に対して、知性のためにお祈り下さい。
『私に知性をお授け下さい』
『私に心を理解できる知性をお授け下さい』

2:トーラーを学んで下さい。
Kindleなどで旧約聖書をダウンロードし、その中で最も重要なトーラーの箇所である、『創世記』・『出エジプト記』・『レビ記』・『民数記』・『申命記』を読んでみて下さい。
もちろん、一度は旧約聖書の全てに目を通されることをお勧めします。

3:タルムードも学んでみてください。
最初はミツバと呼ばれる戒律から学び、その後にタルムードの本編に入っていきます。
これらは1日でこなすものではなく、長い年月をかけての探求になると思いますが、偉大な知性を手にすることができる研究になりますので、是非、これらを習慣にされて偉大な富や大きな経済的な成功を収めていただければと思います。

4:今回の学びで感じたことをシェアしてください。


これまでの「お金の暗号」の学び

お金の暗号:(1)コードが隠されている場所

お金の暗号:(2)『旧約聖書』に従うことで豊かな人生が築ける

お金の暗号:(3)宗教が資産構築に影響を与える

お金の暗号:(4)知性(前半)

2 件のコメント

  • zipang044kwsk@au.com より:

    タルムードには答えがつまっているのですね。
     
    1800年前からタルムードが作られていることに
    驚きを隠せません。
     
    トーラーの最も重要な『創世期』『出エジプト期
    『レビ』『民数期』『申命期』を読みます。
     
    貴重な教えをご教示いただき
    ありがとうございます。

  • kyorintomo@yahoo.co.jp より:

    今回は壮大な課題ですね。長い時間がかかりそうですが、今日からやり始めます。

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